書籍・雑誌

ワンピース47巻

ワンピースの最新刊。

ワンピースは、今僕が一番はまっている漫画。すごいのが、まずストーリーの壮大さと緻密さ。この47巻でも、最近出てきた謎の多いキャラクター、ブルックと、はるか昔の12巻に出てきた某キャラクターとの意外な繋がりが判明している。

舞台の大きさや、ギャグと冒険(戦闘)を織り交ぜたストーリーは、ドラゴンボールと近いのだが、ドラゴンボールのちょっと場当たり的なストーリー展開と比べると、ワンピースは連載当初から最終回までの物語がかなり綿密に練られていると感じる。

あと、

どん!

がぼーん

などの独特の擬音語・擬態語はすごい。

ONE PIECE 巻47 (47) (ジャンプコミックス)

ONE PIECE 巻47 (47) (ジャンプコミックス)

著者:尾田 栄一郎

ONE PIECE 巻47 (47) (ジャンプコミックス)

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脳はおもしろい

ずいぶん前から、「脳」に興味がある。

脳の話には希望がある。

基本的に脳はきちんと使っていれば成長する。しかも疲労をすることはない。らしい。

それだけでも、嬉しくなる。「あー疲れたー」と思っても、頭が疲れているわけではないのだから、考え続けて良いのだ。そして考え続ければ、脳は勝手に成長していく(=賢くなっていく)わけだ。

そもそも、日々の感情やアイデアは全て脳が作り出したものだという当たり前のことを考えるだけでも嬉しい。

しかも脳の構造は基本的にどんな才能あふれる人とも違いはないわけだから、足が短いとかと違って、キャッチアップの可能性がある。

嬉しいじゃないですか。

さて、本日読み終えた本。

脳が冴える15の習慣―記憶・集中・思考力を高める (生活人新書) Book 脳が冴える15の習慣―記憶・集中・思考力を高める (生活人新書)

著者:築山 節
販売元:日本放送出版協会
Amazon.co.jpで詳細を確認する

この本も興味深い知識が満載。一部列挙すると

*脳の「基本回転数」をあげるには、時間の制約が必要。理想は入学試験を受けている状態。

*脳の司令塔である前頭葉を鍛えるには、面倒くさい雑用が有効。これが脳の「体力(タフさ)」を作る。スポーツ選手の筋トレやランニングにあたる。その意味で家事・雑用は理想的な脳トレ。

*報告書やブログを書くことにより、使える知識を脳に蓄積できる。

などなど。つまり

「考えるのに時間が必要」は脳的にウソ。

「雑用は苦手」な人は脳のタフさが足りないからむしろ雑用をしてトレーニングすべき。

「忙しくて報告書が書けない」は知識を無駄に捨てている。

となると、日々のいろんな言い訳が脳に否定されてしまう訳です。

怖いですねー。でもなんか一方で嬉しくなりませんか?

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人脈の教科書

人脈の教科書〜図解フジマキ流シビれる人生をつくる〜 Book 人脈の教科書〜図解フジマキ流シビれる人生をつくる〜

著者:藤巻 幸夫
販売元:インデックス・コミュニケーションズ
Amazon.co.jpで詳細を確認する

休暇は、思いっきり読書ができるのがいい。今日読んだのは、これ。

タイトル通り、人脈作りに関するヒントが盛りだくさんだが、他にも純粋に仕事に応用できる話も多い。

例えば、CHAPTER3にあるSCM(サムライチェーンマネージメント)の項のSについての説明。

S=シンプル・スピード・センス・スマイル・しつこさ

シンプルとスピードは、もちろん大切だけど、まあ、よく言われること。それより、センス(=空気を読むこと)、スマイル・しつこさ。

泥臭い響きではあるけども、これらはいろんな局面で、大切だと強く思う。

他にもいろんな局面に応用のきく考え方が、分かり易くまとまっている良書です。

お勧め。

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泣けたぁ

約束 Book 約束

著者:石田 衣良
販売元:角川書店
Amazon.co.jpで詳細を確認する

石田衣良さんの小説はどれも希望がある。それもさり気ない希望。

池袋ウェストゲートパークが有名で、僕も好きだけど、それ以外の小説も良い。

この「約束」は短編集。そのどの話も、陰惨な事件、ハンデキャップ、離婚など、普通絶望してもおかしくないようなテーマを扱っているのに、最後には涙とともに希望を感じられる良作だ。

実は不覚にも、出勤中の電車の中で泣いてしまった。。。

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